子どもの医療費助成とはどういうものですか?

このページは、子どもの医療費助成制度について解説します。

 

子どもの医療費について

結論からいいますと、子どもの医療費助成については、各自治体によって名称と内容は異なっています。

 

助成制度の名称の違い

  • 子ども医療費助成制度
  • 乳幼児等医療費助成制度

 

助成制度の内容の違い

助成制度の対象となる年齢や所得制限が有るところ、また無いところなど各自治体で異なっています。

 

乳幼児・子ども医療助成制度とは

どこの自治体でも、乳幼児等医療費助成制度とは、子どもの健やかな育成に寄与し、子育て世代への経済的軽減を図ることを目的としています。

 

各自治体における乳幼児等医療助成の要件

先程も述べましたが、医療費の助成対象とする子どもの年齢や所得制限、自己負担額については各自治体で異なっています。以下の統計表をご覧ください。

 

出典:厚生労働省母子保健課による報道発表資料平成25年4月1日現在
乳幼児医療助成制度実施状況
このように、医療費助成の対象年齢を4歳未満まで、あるいは就学前まで、最高は22歳年度末までというようにそれぞれになっているのがお分かりいただけるかと思います。ちなみに22歳年度末まで助成があるとなっているのは、北海道の南富良野町です。

 

南富良野町は、さらに所得制限もなし、自己の一部負担もなしという厚遇です。
道内の場合は窓口負担は原則なし。道外の場合は、立替払い後、申請書と領収書を保健福祉課介護医療係へ提出し、後日、指定口座へ振り込みなっています。

 

東京都管内の乳幼児等医療費助成制度について

東京都管内の市区町村では、小学校入学前の子どもに対しての医療費助成制度は「マル乳(乳幼児医療費助成制度)」といい、小学校入学から中学3年生までの子どもに対しての助成を「マル子(義務教育就学児医療費助成制度)」という通称名でよんでいます。

 

医療機関に受診される場合は、健康保険証と「マル乳医療証」または「マル子医療証」を持って受診します。

償還払い方式の市区町村もあります

一般的には、医療機関の窓口では自己負担分を支払わずに受診できますが、償還払い方式のところでは、医療費の自己負担分2割、もしくは3割を現金で支払い、後に市区町村役場に申請して返金していただく方式を採用している市区町村もあります。

 

乳幼児医療証の交付を受けるには

お住まいの市区町村に下記書類等を持参して申請する必要があります。

 

  • 子どもの健康保険証(対象児童の名前が記載されているもの)
  • 印鑑(朱肉を使うもの)
  • 所得を証明する書類(市区町村で取扱いが異なる)

 

乳幼児医療証が使えなかった場合

やむをえない理由により医療証を提示できずに医療機関を受診された場合や県外での受診、この制度を取り扱わない医療機関において受診された場合は、一度自己負担をして、後に市区町村役場の担当窓口に領収証とともに申請して払い戻していただくことになります。

 

都道府県と各市区町村との関係

乳幼児等医療費助成事業として各都道府県が市区町村に対して補助を行い、その上乗せとして市区町村が基準を定め負担しています。

まとめ

子どもの医療費については、各自治体によって名称は異なりますが、子ども医療費助成制度や乳幼児等医療費助成制度という助成制度があります。これにより、子どもの医療費についてはさほど心配することはありません。
ただし、全部の自治体を調べてはいませんが、差額ベッド代や薬剤の容器代、文書料などは対象外となっているようです。

 

また、助成対象となる子どもの対象年齢や所得制限の有る無し、一部自己負担の有る無しなどそれぞれ各自治体で違っています。
以上、「知っておくべき子どもの医療費助成について」の記事でした。

 

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